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2006年2月号(Vol.71)
体にいいものを取り入れよう

 健康ブームと相まって最近、すっかり定着した感のある「無農薬有機」という言葉。また、総称して言われる「オーガニック」。いずれにしろ、安全・安心で体にいいということがキーワードだが、淀川区内には、さまざまな企画を打ち出して健康面を重視するお店がある。その一部の商品や店主のこだわりを聞いてみた。


有機栽培の食材で料理
レストラン「フリーウィル」
三国本町1-16-1
TEL06-6398-0535

●自然の甘みが実感できる
 三国本町公園そばでオーガニックカフェ&レストランを3年ほど前にオープン。 料理メニューすべての食材に無農薬有機栽培の徹底ぶりを見せる。「農家の人たちが手間ひまかけて育てた野菜、鶏肉、豚・牛肉を使用しています」と話すシェフの塩田聖勝さん(31歳)。時間を見つけては、スタッフと共に兵庫県丹波や三重県・和歌山県の食材の生産者を訪ねる。
 見た目は分からないが、メニュー品を味わうと確かに口当たりや喉ごしに違いを感じる。自然の甘みやまろやかさがある。有機野菜のパスタ・ピザ・ピラフなどメニューは豊富。なかでも手作りの特製ソースでいただく生春巻き(750円)は定番メニュー。
●健康を重視しかも美味しく
 ほかに、アトピーなど健康面を気にする人たちの要望にも応えて料理をだすことも。「体にいいものを、しかも美味しくがモットーです」と塩田さん。



スタッフと共に、 丹波の農家で取れた食材を見せる塩田さん(左から2人目)


定番メニューの有機野菜を素材にした生春巻き

健康に適した柿渋ドリンク
老舗を守る「大阪西川」
十三東4-11-1
TEL
06-6301-2728

●血圧降下や脳血栓に
 その昔、地方の民間伝承薬として重宝された柿渋。また、戦時中は医術書の中に「飲む薬」として記載されていたという。「血圧降下や動脈硬化、脳血栓など、いわゆる血の道にいい」といわれる。大正時代の先々代から「大阪西川」の、のれんを守るのは柿渋の加工工場と店舗を持つ西川道雄さん(51歳)。一般に柿渋は和紙の防腐・防水強化のために使われ渋染めクラフトも確立されている。西川さんのお店にもクラフト作品が並ぶが、健康な体を作り出すという飲む柿渋とカプセルタイプの2種類を積極的に提供している。
●ポリフェノールが豊富
 晩夏に青い渋柿を採取し絞る。数年かけて発酵させることで、ポリフェノール(タンニン・カテキンなど)が豊富な柿渋ができ上がる。「う〜マズイ」のCMではないが、お世辞にも美味しいと言えない。「良薬口に苦し」でとらえれば、体によさそう。飲み方としてはキャップ1杯分(10?)を1日に3回程度に分けて飲む。


工場で、再度熟成させて商品化の作業をすすめる西川さん


柿渋のドリンクとカプセル

安全で美味しいお米を提案
おコメ探険倶楽部「加納」
東三国6-21-13
TEL
06-6396-0599

●民芸店のような店構え
 お店の外観からして、米屋さんのイメージとはほど遠い。店内に入ると雑貨品や陶器、食品などが目に飛び込んでくる。地方の民芸品店に入ったような錯覚に陥るが、どうして本格のお米を提供する。全国から選りすぐりの美味しいと言われるブランド米が、店内奥にずらりと並ぶ。まずは品質にこだわる。時には、米生産の土地に足を運んで確かなものだけを仕入れる。
●安全で美味しい米を提供
 体にいい厳選の米は5?2100円から。ちょっとずつ味わって、自分の好みの銘柄を見つけてもらうため量り売り(1合60円〜)も。人気は岩手県江刺市産・ひとめぼれ(5kg2500円)。「安全で美味しいお米を食べていただき、贅沢でなくても豊かな生活を送ってもらうことを目的としています」と話すのは、同店のオーナー加納義章さん(47歳)。で、前述の店内に並ぶ食品。これすべて、お米に関連するものばかり。陶器のお茶碗、ふりかけ、卵など。



米のほか、体にいい食品を積極に仕入れるという加納夫妻


人気のある岩手県の米・ひとめぼれ

年に一度だけ収穫される
美肌塩「ビーチ・ウエスト」
三津屋北1-16-8
TEL06-6301-6192

●ミネラル配分の美肌塩
 塩と言えば一般には食品として用いるものだが、一方でお風呂に入れたり美容エステの一部として顔に塗ったりと、塩の常識を覆して「安心・安全の塩」を提唱しているのは、三津屋商店街の一角で待合いのコーヒーショップを営みながら天然の塩を取り扱うショップ「ビーチ・ウエスト」。昨年10月にはテレビでも取り上げられた。
●オーガニック認定の天然塩
 西オーストラリアの奥地にある「デボラ湖」で年に一度だけ収穫される、オーガニック認定の塩で天然ミネラルやマグネシウムが主成分。極粒塩から粗塩、細粒まで種類はいろいろ。天然ミネラルが皮膚から体内に浸透し、しっとりすべすべ肌になるという「美肌塩」が200g800円。殺菌・発汗・保湿作用があると言われる「パースクリスタルソルト」が450g400円。「もちろん、口に入っても安全な塩です。天ぷらのつけ塩や抹茶など食品としても甘みのある美味しい塩です」と話すオーナーの濱西正次さん(48歳)。



一度試してみてください、と濱西さん


写真手前は、お風呂に入れるお試し用塩(200円)

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